Oracle Data Integrator 12.2 エージェント作成方法
ここでは Oracle Data Integrator (ODI) 12.2 のエージェント作成方法を紹介します。
ODI 12.2 のリポジトリ方法についてはこちらを参照ください。
ODI のエージェントには以下の3種類がありますが、ここでは Standalone Agent について記載をします。
- Standalone Agent
- Collocated Agent
- Java EE Agent
- エージェントの作成
以下のコマンドでドメインの作成と同時にエージェントを作成します。
<ODI インストールディレクトリ>/oracle_common/common/bin/config.sh
ドメイン作成ウィザードが起動しますので、最初の画面で「新規ドメインの作成(C)」を選択し「次(N)」ボタンを押下します。
「Oracle Data Integrator - Standalone Agent」を選択し「次(N)」ボタンを押下します。
JDK を選択し「次(N)」ボタンを押下します。
「RCUデータ(R)」を選択し、リポジトリ情報を入力します。
「RCUの構成の取得(G)」を押下しリポジトリへの接続確認が取れた後、「次(N)」ボタンを押下します。
「次(N)」ボタンを押下します。
「次(N)」ボタンを押下します。
「次(N)」ボタンを押下します。
複数のエージェントを作成したい場合は「追加(A)」ボタンを押下し「次(N)」ボタンを押下します。
エージェントの接続情報を入力し「次(N)」ボタンを押下します。
複数のエージェントを作成する場合、「システム・コンポーネント」でエージェントを選択し、それぞれのエージェントに対して接続情報を入力します。
「ドメインごとのデフォルトの場所(D)」を選択します。
「ノード・マネージャ資格証明」を入力した後「次(N)」ボタンを押下します。
「作成(C)」ボタンを押下します。
「次(N)」ボタンを押下します。
「終了(F)」ボタンを押下します。
ODI Studio を起動し作成したエージェントを登録します。
ODI Studio の起動方法はこちらを参照ください。
「トポロジ」タブの「物理アーキテクチャ」セクションを開きます。
「エージェント」を右クリックし、「新規エージェント(A)」を選択します。
config.sh 実行にて作成したエージェント情報を入力し、Ctrl+S で保存します。
以下のコマンドを実行しエージェントを起動します。
<ODI インストールディレクトリ>/user_projects/domains/base_domain/bin/agent.sh -NAME=OracleDIAgent1
[oracle@node1 bin]$ ./agent.sh -NAME=OracleDIAgent1
2017-04-25 21:04:02.148 NOTIFICATION New data source: [DEV_ODI_REPO/*******@jdbc:oracle:thin:@//node1.oracle11g.jp:1521/ORCL11G]
2017-04-25 21:04:05.189 NOTIFICATION ODI-1128 エージェントOracleDIAgent1を開始しています。コンテナ: STANDALONE。エージェント・バージョン: 12.2.1。ポート: 20910 。JMXポート: 21910。
Allowing : 127.0.0.1,192.168.56.54,127.0.0.1
2017-04-25 21:04:13.542 NOTIFICATION New data source: [DEV_ODI_REPO/*******@jdbc:oracle:thin:@(description=(address=(host=node1.oracle11g.jp)(protocol=tcp)(port=1521))(connect_data=(service_name=ORCL11G)(server=dedicated)))]
2017-04-25 21:04:14.302 NOTIFICATION ODI-1111 エージェントOracleDIAgent1が開始しました。エージェント・バージョン: 12.2.1。ポート: 20910。JMXポート: 21910。
2017-04-25 21:04:14.303 NOTIFICATION ODI-1136 エージェントOracleDIAgent1のスケジューラを開始しています。
2017-04-25 21:04:15.305 NOTIFICATION ODI-1137 エージェントOracleDIAgent1の作業リポジトリWORKREPのスケジューラが開始されました。
エージェントが起動した後ODI Studio上で「テスト」ボタンを押下します。
接続に成功したメッセージがポップアップされたら「OK」ボタンを押下します。
これでODI 12.2 エージェント作成は完了です。
お疲れ様でした!